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木製サッシの交換費用と断熱性アップの効果は?

Replacement cost and insulation of wooden sashes
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木造住宅の魅力のひとつが、自然素材を活かした温もりのあるデザイン。その中でも「木製サッシ(木枠の窓)」は、見た目の美しさと調湿性の高さから根強い人気があります。

しかし一方で、「冬は窓際が冷える」「結露がひどい」「サッシが歪んできた」などの悩みも多く、築20年以上の住宅ではサッシの交換を検討するタイミングに差し掛かっています。

この記事では、リフォーム現場で多数の木製サッシ交換を手がけてきた筆者が、交換費用の目安、断熱性能の向上効果、注意点、補助金制度などを詳しく解説します。


■ 木製サッシのメリットと課題点

【メリット】

  • 天然木の風合いが美しく、経年変化も味になる
  • 調湿性があり、結露を吸収・調整する効果も
  • 和風・洋風問わず幅広い建築デザインと調和

【課題点】

  • 経年劣化により反り・歪みが出やすい
  • 金属サッシに比べて気密性・断熱性が劣る(単板ガラスの場合)
  • 定期的な塗装・メンテナンスが必要

■ 交換が必要なタイミングは?

次のような症状がある場合、木製サッシの交換・改修を検討すべきです。

  • 開閉時に引っかかる、スムーズに動かない
  • サッシ枠にカビや腐食が見られる
  • 結露がひどく、カーテンや床が濡れる
  • 外気の侵入(すき間風)を感じる
  • ガラスが単板で、断熱性が極端に低い

筆者が施工したある住宅では、築30年の木製サッシが経年変化で大きく歪み、冬場は窓の周囲だけ極端に冷え込んでいたというケースもありました。


■ 木製サッシ交換の費用相場

工事内容費用目安(1カ所)
木製サッシ→アルミ複合サッシ(樹脂内窓)約10万〜20万円
木製サッシ→木+アルミ複合サッシ(高断熱タイプ)約20万〜35万円
木製サッシ→再び木製(高性能仕様)約25万〜40万円
ガラス交換(複層ガラス)約2万〜5万円
気密パッキン交換・枠補修約5千〜3万円

※サイズ・開閉方法(引き違い・縦すべり)や施工難易度で変動


■ 断熱性アップの効果とは?

【交換前】
  • 単板ガラス+木製サッシで熱の出入りが多い
  • 冬は窓際が寒く、結露も発生
【交換後】
  • 複層ガラス+樹脂サッシやアルミ複合枠で断熱性が大幅向上
  • 体感温度が+2〜3℃上昇、冷暖房効率もアップ
【年間光熱費の変化(目安)】
  • 4LDK住宅で窓4〜6カ所交換 → 年間2万〜5万円の節約効果も

筆者が施工したお客様からは「冬場の冷え込みがかなり和らぎ、結露もほとんどなくなった」と喜ばれることが多いです。


■ 補助金・助成制度の活用

断熱リフォームを対象とした補助金制度が多数あります。

制度名補助内容
先進的窓リノベ事業(国交省)窓リフォームに対し最大200万円の補助
各自治体のエコリフォーム補助金窓1カ所につき1万〜5万円程度
こどもエコすまい支援事業(子育て世帯向け)対象世帯に優遇補助

※要件や申請手順は自治体・年度ごとに異なるため、事前確認が重要です。


■ DIYでの交換はできる?

木製サッシの交換は、DIYには不向きです。

  • 枠の水平・垂直精度が要求される
  • 外壁・内壁の一部を解体する必要がある
  • 防水・気密の処理に専門技術が必要

失敗すると「開かない・閉まらない」「水漏れが発生する」など致命的な問題が生じるため、プロに依頼することを強く推奨します。


■ 一括見積もりで賢く業者を選ぶ

木製サッシ交換は業者ごとに提案内容・価格が異なります。

  • 補助金申請の実績がある業者を選べばスムーズ
  • 断熱・気密の専門知識を持つ業者が安心

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まとめ

木製サッシは美しさとぬくもりを兼ね備えた建材ですが、断熱性・気密性・耐久性の面でリフォーム時期を見極めることが大切です。

適切なタイミングで高断熱仕様に交換すれば、

  • 光熱費の削減
  • 快適な室内環境
  • 外観の美観アップ
    といった効果が得られます。

まずは無料の見積もり比較から始めてみましょう。

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