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結露やカビを防ぐ壁リフォーム、素材別メリット・金額は?

Wall renovation to prevent condensation and mold
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「壁にカビが発生して困っている」「結露でクロスが剥がれてしまった」「なんとなく部屋がじめじめする」

こうした悩みは、壁の内部や表面に発生する結露が原因である場合が多くあります。特に木造住宅では、外気温と室温の差が大きくなる冬季や、湿気が多い梅雨時期に、結露・カビの被害が目立ちやすくなります。

この記事では、壁リフォームの実務経験豊富な筆者が、結露・カビの原因、効果的な壁材の選び方、素材別のメリットと費用、実際の施工事例について詳しく解説します。


■ 結露・カビが発生する主な原因

原因内容
温度差による内部結露外気と室温の差で壁内部に水分がたまる
換気不足湿気がこもり、壁面にカビが発生しやすい
断熱不足壁内部の冷え込みで結露を誘発
気密不良湿った空気が壁内部に入り込みやすい

■ 壁リフォームの方法と素材選び

方法使用素材特徴
断熱材の追加・入替吹付けウレタン、グラスウールなど温度差を緩和し、内部結露を防止
調湿内装材の施工珪藻土、エコカラット、調湿ボード湿度を吸放出してカビの発生を抑制
断熱パネルの上貼り発泡系パネル+石膏ボードなど内断熱+結露抑制効果
通気層付き壁工法胴縁+断熱材+通気層+仕上げ材壁内部に空気の流れを確保し湿気滞留を防止

■ 素材別のメリット・デメリット・費用目安

素材メリットデメリット費用(1㎡あたり)
珪藻土高い調湿性・消臭性・自然素材割れやすい・施工に熟練が必要約7,000〜12,000円
エコカラットデザイン性◎・施工性良好初期コストが高め約12,000〜18,000円
グラスウール(断熱材)安価で一般的湿気に弱くカビやすい約2,000〜4,000円
吹付けウレタン(断熱材)気密・断熱性高・軽量高コスト・施工音が大きい約4,500〜8,000円
調湿石膏ボード調湿性・不燃性施工後は塗装仕上げが必要約6,000〜10,000円

■ 実際の施工事例

【事例①】築25年 木造住宅(神奈川県)
  • 内容:北側洋室にエコカラット+内断熱パネル貼り
  • 工期:2日
  • 費用:約34万円(約12㎡)
  • 効果:「冬場の結露がほぼなくなり、壁紙も剥がれなくなった」
【事例②】築20年 木造住宅(新潟県)
  • 内容:LDKの壁一面に珪藻土塗り+換気扇増設
  • 工期:3日
  • 費用:約45万円
  • 効果:「カビ臭がなくなり、室内の空気が爽やかになった」
【事例③】築30年 木造住宅(大阪府)
  • 内容:押し入れ内部に調湿石膏ボード施工+換気口追加
  • 工期:1日
  • 費用:約11万円
  • 効果:「布団のカビが再発しなくなった」

■ 補助金制度・火災保険の活用

制度名内容
こどもエコすまい支援事業調湿性建材・断熱材導入に最大20万円補助
地域型住宅リフォーム助成結露対策を含む断熱リフォームで補助対象(自治体による)
火災保険カビ・結露に起因する構造腐食が対象になることも(条件あり)

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まとめ

壁の結露・カビ対策は、快適性・健康・建物保全の三拍子を実現する重要なリフォームです。

素材ごとの特性を理解し、適切な工法を選ぶことで、再発防止とコストバランスの両立が可能になります。

まずは現地調査と専門業者による見積もりからスタートしてみましょう。

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