こんにちは。私は元リフォーム会社の現場監督・営業担当として10年以上現場に携わり、これまで300件以上の住宅リフォームを手がけてきました。現在はその経験をもとに、リフォームで後悔しないための情報発信を行っています。
この記事では、実際の現場でお客様が「こんなはずじゃなかった…」と後悔した瞬間を8つのエピソードとしてご紹介し、それぞれの原因と対策を詳しく解説します。これからリフォームを検討している方にとって、事前に知っておくべきリアルな教訓ばかりです。
後悔1:収納が足りなかった!
ケース
「壁面収納にしたのに、思ったより物が入らない…」という声は意外と多いです。奥行きや高さ、内部の可動棚の設計に問題があると、日用品や家電が収まらず不便になります。
原因
- 設計段階で収納する物のサイズや量を把握していなかった
- 見た目重視で収納の実用性を犠牲にしていた
対策
収納は“見た目”ではなく“中身”重視。事前に何をどこに収納するか、実際のサイズを測ってから設計しましょう。
後悔2:キッチンの動線が悪くてイライラ
ケース
リビングとの一体型キッチンにしたものの、「冷蔵庫とシンクが遠い」「ゴミ箱の置き場がない」と不便に。
原因
- 実際の使い方をイメージしていない設計
- 家事動線や掃除動線が考慮されていない
対策
キッチンは機能性が命。「料理中に3歩以内で完結できるか?」を意識し、紙に動線を書き出して検討しましょう。
後悔3:床材選びで失敗…足音がうるさい!
ケース
フローリングに変更後、足音や物音が階下に響くようになった、というマンションの事例。
原因
- 遮音性能を考慮せずに素材を選んだ
- 賃貸や集合住宅のルールを把握していなかった
対策
集合住宅では「遮音等級L-45以上」の床材を選びましょう。施工後の騒音トラブルを防ぐためにも、管理組合への確認も必須です。
後悔4:クロスの色が想像と違った…
ケース
「サンプルで見たときより暗い」「思ったより黄みが強い」といった感想はよく聞きます。
原因
- 小さな見本で色を判断した
- 光の加減(昼と夜、照明の色温度)を考慮しなかった
対策
A4サイズ以上のサンプルで確認し、実際に張る部屋の照明の下で色味をチェックしましょう。
後悔5:コンセントの数と位置が不便
ケース
リビングにコンセントが足りず、延長コードが常に露出。「テレビとWi-Fiとスマートスピーカーでタコ足状態に…」
原因
- 現在および将来の電化製品使用を想定していなかった
対策
各部屋に何台の家電があり、どこに配置するかを洗い出しましょう。特にキッチン・リビング・寝室は要注意です。
後悔6:水回りの位置を変えたら費用が激増!
ケース
キッチンを移動しようとしたところ、給排水の配管工事が予想以上に大掛かりとなり、見積もりより30万円以上アップ。
原因
- 配管の経路変更に伴う追加工事を見落としていた
対策
水回りの移動は事前に構造確認を。壁や床下の構造、マンションの制約によっては移設できない場合もあります。
後悔7:「住みながらリフォーム」で想像以上にストレス
ケース
リビングとキッチンを同時に工事したため、居住空間がほとんど使えず、ホコリ・騒音・食事の支度にも困った。
原因
- 工事範囲と生活スペースのバランスが取れていなかった
対策
仮住まいの検討を。短期で済むならホテル・マンスリー利用もおすすめです。
後悔8:相見積もりを取らず、業者選びに失敗
ケース
「安かったから」と即決した業者が、工事後の不具合に対応してくれず。保証もなく、再リフォームを別業者に依頼する羽目に。
原因
- 業者比較をせず、説明や保証内容も確認していなかった
対策
最低3社から見積もりを取り、提案内容・工事工程・保証条件を比較しましょう。
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まとめ:「こんなはずじゃなかった」は、準備と確認で防げる
リフォームの後悔の多くは、“思い込み”や“確認不足”によって起きています。逆に言えば、事前にしっかりと準備・打ち合わせを重ねることで、「こんなはずじゃなかった」は確実に防げます。
ポイントは以下の通り:
- 生活動線・収納・家電配置などを具体的に想定する
- 素材や設備は現物・実物で確認する
- 複数社の見積もりと説明を比較し、信頼できる業者を選ぶ
まずは一括見積もりで、複数社の提案を比べることから始めましょう。
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あなたのリフォームが後悔のないものになるよう、心から応援しています。