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パナソニックリフォームは実際どうなのか?費用やメリット・デメリットをプロが徹底解説

パナソニックリフォームの特徴を徹底解説
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

パナソニックフォームは、パナソニックグループが手掛ける国内トップクラスのリフォーム会社です。

この記事ではリフォーム会社の元社員である筆者が、中立的な立場から『パナソニックリフォーム』の特徴やメリット・デメリットについて分析するとともに、実際にパナソニックでリフォーム工事をした人からの評判や口コミ情報についてまとめました。

大手ハウスメーカーでのリフォームを検討している人にとっては役立つ情報になっているので、ぜひ最後までご覧ください。

パナソニックリフォームの口コミ・評判

この記事では、実際に住友林業ホームテックでリフォームをした人の口コミが掲載されているオリコン顧客満足度調査の結果を基に分析しました。

良い評価

パナホームで建てましたのでリノベーションもお願いしました。とても満足な仕上がりで老後も安心です。(60代以上/女性)
パナホームで建てた家なので、図面等のデータを全て把握されているため、適切なリフォームの提案をしてくださる。(50代/女性)
もともとパナソニックが大好きで信頼していたのでその通りに仕上がりたいへん満足しています。我が家の家電は全部パナソニックです。担当者も若くて知識があって工事が早くてさすがだと思いました。(40代/女性)
知名度の高いメーカーだったので安心できた。リフォームと同時に家具も一新したが、アクタスの家具がキャンペーンで安く購入できた。(40代/女性)
常に顧客目線、顧客第1主義を実践。もやーとしたアイデアを巧みに吸い上げ、想定以上の提案、かつ実際の設計、施工に落とし込んだ、完成後もちょっとした相談、手直しなど臨機応変に対応してくれる。(60代以上/男性)
こちらの要望をよく理解されその上で3種類のモデルプランの提案があり自分の思っていることが選びやすかった。(60代以上/男性)
最終案を決めるまでにじっくりと時間をかけて手直しに応じてもらえるような柔軟性の高さがあるところ。(50代/男性)
量産しようがないカスタムオーダー的なリフォームであったにも関わらず、仕上がりが希望にそう形であったので依頼してよかったと思っているから。(40代/男性)

(引用元:オリコン公式ホームページ)

パナソニックリフォームを選んだ理由として多かったのは「パナソニックホームで建てたから」という声でした。

木造住宅であれば、どこのハウスメーカーが立てた家でも概ね自由にリフォームをすることが出来ます。

しかし、パナソニックホームのような鉄骨住宅の場合、一般のリフォーム会社では構造に関わる部分や、特殊な工法が使われている箇所は手を出すことが出来ません。

また、お客様が建設当時の図面を保管していない場合、壁や天井にあるブレース等の位置が分からない為、リフォームの設計をすること自体が困難な場合があります。

筆者自身もリフォーム会社の社員だった頃に、メーカー系の鉄骨住宅に関するリフォーム設計を担当したことがありますが、かなり難儀しました。

その点、パナソニックホームで建てた家でをリフォームする場合は、パナソニックリフォームに依頼するのが一番無難な選択だと言えます。

また、パナソニックはリフォーム事業だけではなく、生活に関わるありとあらゆる製品の開発・製造を行っているため、暮らし全体を含めたトータルコーディネートが上手です。

口コミの中でも、「パナソニック製品が好きだから」や「家具も合わせたキャンペーンがよかった」という声が見られました。

そして、パナソニックリフォームの口コミ調査で一番実感したのは、「全体的に良い口コミが多い」という事です。

営業・設計の提案段階から、工事管理や仕上がりの品質まで、どのフェーズにおいても良い意見ばかりでした。

悪い評価

工程表と大幅な遅れがあっても、連絡がなかった。最終打ち合わせをしないで、工事予定日が来てしまい、工事をスタートした。(60代以上/女性)
契約時に提案されたものと左右勝手違いで注文したのにそれが反映されておらず、納期の問題で結局逆のものになってしまった。(40代/男性)
特に不満はないが、もう少し安価であれば尚良かった。(60代以上/男性)
一般的な工務店と比べ費用が高すぎる。傷がついた部分について費用をお返しすると言ったのにしなかったこと。(50代/女性)
選択肢が少ない、高額な費用がかかるにも関わらずコストを抑える提案がまるでない。(60代以上/女性)

(引用元:オリコン公式ホームページ)

先ほども説明した通り、パナソニックリフォームは全体的に悪い口コミが少ないです。

一部の意見として「工事管理上のミス」が挙がっていますが、パナソニックリフォームは2022年のリフォーム売上高が年間473億円の大企業なので、どうしても多少のミスは発生するものです。

そんな中でも、これだけ悪い評価が少ないのは、営業・設計・工事管理の全てにおいて社員のレベルが非常に高いことが伺えます。

また、悪い口コミで多かったのは、「金額が高い」・「選択肢が少ない」の2点です。

パナソニックホームは新築住宅中心のハウスメーカーであり、その中でも高級志向のメーカーです。

そのため、リフォーム事業についても高めの金額設定になっています。

ただ、「金額は高いが特に不満はない」という意見も見受けられるため、お客様自身も見積金額に十分納得したうえで契約をしているようです。

また、「選択肢が少ない」というのは、「選択肢がパナソニック製品ばかりである」という事です。

当然ですが、パナソニックリフォームの提案内容はパナソニック製品が基本となります。

他メーカーの商材も選択できるようですが、パナソニック製品と比べると、やや割高になっています。

そのため、水回り設備や各種建材を色々なメーカーから検討したいという人は、やや不満に感じてしまうかもしれません。

 
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パナソニックリフォームの特徴

実際にリフォームをしたお客様からの評判を理解ができたところで、ここからはパナソニックリフォームの特徴について改めて詳しく見ていきましょう。

パナソニックリフォーム わたしたちが選ばれる理由

(引用元:パナソニックリフォーム公式ホームページ)

こちらは、パナソニックリフォームの公式ホームページに掲載されている自社の強みです。このうち、

 3.経験豊富な有資格者スタッフによる暮らしのご提案

 4.充実した安心保障とアフターサービス

の2点については、大手リフォーム会社であればどこでもやっている標準的な内容なので、説明を割愛します。

この記事では残りの2点について深掘りして解説していきます。

【特徴①】信頼の実績と高い満足度

下表は、大型リフォーム(500万円以上)の受注件数ランキングです。ご覧の通り、パナソニックホームズは全国3位の成績を収めています。

1位住友不動産グループ
(新築そっくりさん)
7303 件
2位大和ハウスグループ1426 件
3位パナソニックホームズ1377 件
4位フレッシュハウス750 件
5位リノベる707 件
6位ホームテック
(住友林業)
452件
7位リノステージ450件
8位不動産SHOPナカジツ380件

これだけ受注件数が多いということは、それだけ世の中に認められているという証でもあります。

リフォームは新築以上に現場の経験値が重要となる世界なので、受注棟数が多いということは、その分リフォームに関する技術やノウハウも豊富だと言えます。

また、下の表2は、オリコンが発表した【大型リフォーム顧客満足度ランキング】です。

1位積水ハウスリフォーム76.8点
2位★住友林業ホームテック76.1点
3位★パナソニックリフォーム75.8点
4位ミサワリフォーム75.7点
5位旭化成リフォーム74.9点
6位★新築そっくりさん(住友不動産)74.7点
7位セキスイファミエス72.2点
8位★大和ハウスリフォーム71.8点

表2 おすすめのリフォームのランキング・比較(オリコン)
(引用元:https://www.reform-online.jp/news/reform-shop/21791.php

受注数ランキングに続き、満足度においても全国3位の実績があります。

なお、満足度ランキングでは受注数の少ないリフォーム会社も入っています。

そこで、改めて先ほどの「受注棟数ランキング」に入っている会社だけを抽出してみると、以下の4社に絞られます。(表中の★印が付いている会社です。)

  • 新築そっくりさん(住友不動産)
  • パナソニックリフォーム
  • ホームテック(住友林業)
  • 大和ハウスリフォーム

受注数・満足度の両方で確かな実績を残しているのはこの4社という事になります。

パナソニックリフォームは、業界の中でも非常に実力のあるリフォーム会社であることがよく分かります。

また、さらにすごいのがマンションリフォーム分野です。

下の表3は、2022年のマンションリフォーム満足度ランキングです。

2位の住友不動産に2ポイント差をつけて全国1位を獲得しています。さらに驚くべきポイントは、営業・工事管理・費用などの全ての評価項目で1位を獲得しているという事です。

1位パナソニックリフォーム77.7 点
2位住友不動産グループ
(新築そっくりさん)
75.7 点
3位LIXILリフォームショップ75.7 点

 

パナソニックリフォーム オリコン満足度調査

口コミ分析でも触れていた通り、営業の提案内容から、設計、工事、アフターサービスに至るまで、どの点においてもNo.1を獲得しており、非常に満足度の高いサービスを提供していることが分かります。

【特徴②】パナソニックリフォームならではのトータルコーディネート力

良い口コミでも挙がっていた通り、パナソニックリフォームの一番の強みは「トータルコーディネート」です。

キッチン、ユニットバス、洗面化粧台やトイレなどの水回り4点セットはもちろん、フローリングやドアと言った内装建材、外壁やエクステリアなど外装材まで、そして照明器具や家具家電まで、全てをワンストップで提供することが可能です。

実は、一般のリフォーム会社でもパナソニックが作成したプレゼン資料をそのままお客様に提案することが多々あります。

筆者がリノベーション会社の社員としてお客様に提案していた際にも、パナソニックの資料を多用していました。

「Panasonicがリフォーム業界を支えている」と言っても過言ではない程に、パナソニックは無くてはならない存在です。

そして、パナソニックリフォームでは、パナソニックグループ全体で培ってきた「暮らしのトータルコーディネート」を提案することが出来ます。

これは、他社では真似することが出来ない唯一無二の強みだと言えます。

ただし、パナソニック以外の製品を使用したいお客様にとっては、少し割高になってしまうのが弱みです。

他社製品でも提案は可能なようですが、パナソニックリフォームは元々お値段がやや高めの会社なので、他のメーカーを採用した場合、さらに予算が上がってしまうので、パナソニックリフォームに依頼するメリットが薄くなります。

 
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【結論】パナソニックリフォームはおすすめできるか?

これまで解説してきた通り、パナソニックリフォームは受注棟数や顧客満足度のランキングにおいて全国でもトップクラス実績を残しています。

特にマンションリフォームの分野においては、営業から設計・工事・価格などの全項目においてNo.1を獲得しており、非常におすすめできるリフォーム会社だと言えます。

注意点としては、パナソニック製品以外も含めて検討したい人にとっては、やや割高になってしまう可能性があるという事です。

ただ、パナソニックでは水回り設備や内外装建材、照明器具まで、あらゆる分野でクオリティの高い製品を提供しているので、メーカーのこだわりが強くない人にとっては、十分満足できる内容になると思います。

ただし、当初はパナソニック製品だけで十分だと思っている人でも、色々と調べていくうちに、他のメーカーが気になってくることも多いです。

そのため、色々なメーカーの製品を取り扱っているリフォーム会社からも見積もりを取るようにしましょう。

リフォームは人生の中でもかなり大きな買い物になる訳ですから、一社だけで決めてしまうのではなく、複数のリフォーム会社から相見積もりを取ることが大切です

会社選びで失敗しないコツ

さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

会社選びで失敗しないためには、大きく分けて2つのポイントがあります。

リフォーム業態ごとの得意分野を知る

世間では様々な業態のリフォーム会社があります。

そして、業態ごとでリフォームの得意分野が全く違うのです。

ハウスメーカーが得意なリフォーム分野もあれば、一方でリフォーム専門店や家電量販店に依頼した方がよいリフォーム内容もあります。

下表を参考にして、業態別の得意分野を確認してみて下さい。

ハウス
メーカー
工務店リフォーム
専門店
家電
量販店
ホーム
センター
職人
直契約
クロス
張り替え

×

△

○

△

△

○
窓の交換
×

○

○

○

○

△
外壁塗装
△

△

○

○

○

△
トイレ
洗面

△

△

○

○

○

△
ユニッバス
△

△

○

○

○

△
キッチン
△

△

○

○

○

△
水まわり
4点セット

○

○

○

○

△

×
間取り
変更

○

○

○

△

△

×
耐震化
○

○

△

△

×

×
リノベ
ーション

○

○

△

×

×

×

複数の会社に相見積もりを取る

リフォームで失敗しないために一番重要なポイントが、複数の会社に相見積もりを取ることです。

しかし、いざ相見積もりを取ろうとしても、次にような疑問を感じる人が多いのではないでしょうか。

複数の会社に見積もりを依頼することが重要だという事は分かったけど、肝心のリフォーム会社はどうやって探せばいいの?

複数のリフォーム会社に声をかけるにしても、自力で探すのはかなり大変です。また、気になるリフォーム会社を見つけても、それが信頼のできる優良会社かどうかを判別するのは非常に難しいです。

そんな時に頼りになるのが一括見積もり比較サイトです。一括見積もりサイトには、以下のようなメリットがあります。

一括見積サイトのメリット
  • 時間と手間を節約できる
  • 厳選された優良会社を紹介してくれる
  • 自分たちに適したリフォーム会社を見つけることができる

見積もりサイトの選び方について詳しく知りたい方は、下記の記事も併せてご参照下さい。

【参考】:【最新版】リフォーム一括見積もり比較サイトのおすすめランキング!

上記記事でも詳しく解説していますが、リフォームの内容によって、おすすめの見積もりサイトも違います。

各見積もりサイトの特徴は下記の通りです。

見積もりサイトごとの特徴

リショップナビ

  • 登録業者数No.1のリフォーム見積もりサイト。(約1500社)
  • リフォーム業者はリショップナビが選出してくれる。(最大5社)
  • ただし、大型リフォームに対応できないリフォーム業者も多く含まれているため、比較的小規模なリフォームに向いているサイト。
  • 目安としては予算150万円以下くらいなら、リショップナビが最適。

ホームプロ

  • 登録業者数はリショップナビに次いで業界2位。(約1200社)
  • 業者への審査と指導・育成に定業があり大型リフォームに対応できる業者が多い。
  • リフォーム業者は自分たちで選ぶことができる。(最大8社)
  • おおむね150万円以上くらいのリフォームなら、ホームプロが最適。

タウンライフリフォーム

  • 登録業者数は約460社とあまり多くないが、大型リフォームにも対応できる業者が多い。
  • タウンライフリフォーム側でリフォーム業者を選出してくれるので、自分で業者を選ぶことができない人にはおすすめのサイト。

ヌリカエ

  • 塗装リフォーム専門の見積もりサイト。
  • ヌリカエの他にも塗装リフォーム専門の見積もりサイトはあるが、登録業者数や施工実績などにおいて圧倒的No.1なので、塗装リフォームならヌリカエを利用するのが最適。
  • 塗装以外のリフォームも検討している人は、リショップナビやホームプロなどの総合リフォーム向けの見積もりサイトを利用した方がよい。

そして、業態別のリフォーム得意分野と合わせて、リフォーム内容ごとにおすすめの見積もりサイトをまとめたものが下表です。

ハウス
メーカー
工務店リフォーム
専門店
家電
量販店
ホーム
センター
職人
直契約
おすすめの
一括見積もりサイト
クロス
張り替え

×

△

○

△

△

○
リショップナビ
窓の交換
×

○

○

○

○

△
リショップナビ
外壁塗装
△

△

○

○

○

△
ヌリカエ
トイレ
洗面

△

△

○

○

○

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リショップナビ
ユニット
バス

△

△

○

○

○

△
リショップナビ
キッチン
△

△

○

○

○

△
リショップナビ
水まわり
4点セット

○

○

○

○

△

×
ホームプロ
or
リショップナビ
間取り
変更

○

○

○

△

△

×
ホームプロ
or
リショップナビ
耐震化
○

○

△

△

×

×
ホームプロ
or
タウンライフリフォーム
リノベ
ーション

○

○

△

×

×

×
ホームプロ
or
タウンライフリフォーム

 

本気でリフォームを検討されているのであれば、これらの見積もりサイトを上手に利用して、悔いのないリフォーム計画を立てていきましょう。

最後に

リフォーム成功のカギを握るのは業者選びです。

しかし、リフォーム業界には悪質な業者が多数存在しており、不当に高い金額を支払ってしまったり、品質の低い工事をされたりと、各地でトラブルが多発しています。

そのようなリスクを避けるためにも、リフォーム初心者の方は複数社に相見積もりを取ることが重要です。

「残念なリフォームで終わらせない」そして「大切なお金を失わない」ためにも、見積もりサイトを利用して、広い視野でリフォームを検討していきましょう。

みなさんのリフォームがよりよいものになるように祈っています!