「昔ながらの玄関が暗い・使いにくい」「来客にもっとモダンな印象を与えたい」
和風玄関を洋風にリフォームすることで、住宅全体の印象がぐっと明るくなり、利便性も向上します。特に木造住宅では構造の自由度が高く、玄関まわりのデザイン変更がしやすいというメリットがあります。
この記事では、木造住宅リフォームの専門家として、和風玄関から洋風スタイルへの変更方法、工事内容、費用相場、施工事例、注意点について詳しく解説します。
■ 和風玄関を洋風にするメリット
- モダンな印象で第一印象がアップ
- 採光性を高め、明るい空間に
- バリアフリー対応など機能性も向上
- デザインの幅が広がり、好みに合わせて選べる
■ 変更できる主なポイント
部位 | 和風仕様 | 洋風仕様への変更例 |
---|---|---|
玄関ドア | 引き戸(木製・格子) | 開き戸・片開きドア・親子ドア(アルミ・木調) |
たたき(床) | タイル・玉砂利 | 300角タイル・モルタル・フローリング調 |
壁材 | 塗り壁・腰壁付き | クロス・石目調タイル・ウッドパネルなど |
照明 | 和紙照明・白熱灯 | ダウンライト・LEDブラケットライト |
下駄箱 | オープン棚・造作 | シューズボックス(既製品・壁面収納) |
■ 洋風リフォームにかかる費用の目安
工事項目 | 費用相場 |
---|---|
玄関ドア交換(断熱仕様) | 約20万〜45万円 |
たたきタイル張り替え | 約10万〜20万円 |
壁クロス・化粧パネル施工 | 約5万〜15万円 |
シューズボックス設置 | 約5万〜15万円 |
玄関照明交換+配線工事 | 約3万〜8万円 |
玄関ホールの内装仕上げ | 約10万〜25万円 |
※玄関の広さ・断熱性能・下地補強の有無によって変動します
■ 実際の施工事例
【事例①】築30年 木造住宅(埼玉県)
- 内容:引き戸→断熱開き戸へ変更、床をタイル調に
- 費用:約48万円
- 工期:3日
- 効果:「見た目が洋風になり、玄関内がとても明るくなった」
【事例②】築27年 木造平屋(京都府)
- 内容:玄関ホールの壁クロス化、間接照明設置、下駄箱を扉付きに
- 費用:約36万円
- 工期:2日
- 効果:「和風の雰囲気を残しつつ、モダンに仕上がった」
【事例③】築22年 木造住宅(神奈川県)
- 内容:玄関周りの全面改装(ドア・床・壁・収納)
- 費用:約85万円
- 工期:4日
- 効果:「帰宅時の気分が上がる玄関になった。来客の印象も◎」
■ リフォーム時の注意点
- 構造壁の有無を事前に確認(ドア位置変更時など)
- 断熱性・防犯性の高いドアを選ぶのがおすすめ
- 内装材のテイストを全体で統一することで完成度がアップ
- バリアフリー化(段差解消)も併せて検討すると効果的
■ 補助金・助成制度の利用例
制度 | 内容 |
---|---|
こどもエコすまい支援事業 | 断熱ドア交換に最大3〜5万円補助 |
自治体の住宅リフォーム助成金 | 玄関段差解消、バリアフリー工事などに5〜20万円 |
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まとめ
和風玄関から洋風へのリフォームは、家の印象を大きく変える価値ある工事です。
木造住宅は玄関まわりの改修にも柔軟に対応しやすく、空間の有効活用や断熱性の向上も期待できます。ぜひこの記事を参考に、最適なプランを検討してみてください。