こんにちは。私は住宅リフォームの現場監督・設計・営業を10年以上経験してきた元リフォーム専門家です。これまでに300件以上の施工に携わる中で、トイレのリフォームについて「やらなきゃよかった」「想像と違った」と後悔されるお客様も少なくありませんでした。
この記事では、トイレリフォームで後悔しやすい5つの理由と、それを避けるための具体策をプロの視点で解説します。これからトイレのリフォームを考えている方にとって、必ず役立つ情報になるはずです。
後悔1:高機能トイレを導入したが使いこなせない
体験談
70代のご夫婦が最新型の全自動トイレを導入。洗浄機能やリモコン操作が複雑で、結局シンプルなトイレの方が良かったと後悔。
原因
- 最新機能に惹かれて決定したが、使用者の年齢や使い方に合わなかった
対策
- 実際の操作感をショールームで確認
- 家族全員がストレスなく使える機能性を重視
✅ プロの視点:高機能=快適とは限りません。操作性とメンテナンス性が重要です。
後悔2:内装(床・壁紙)がすぐ汚れた・劣化した
体験談
見た目を重視して布調の壁紙とクッションフロアを選んだが、尿のはねや湿気で劣化しやすく、2年で張替えが必要になった。
原因
- 水回りの性質に合わない素材を選んでしまった
対策
- 耐水性・防汚性・抗菌性のある素材を選ぶ
- 壁は腰の高さまでパネルにすると掃除が楽
✅ プロの視点:おしゃれと実用性のバランスが大切。水・汚れへの強さは最優先。
後悔3:収納スペースを確保しなかった
体験談
タンクレストイレにしたことで、見た目はすっきり。しかし、掃除用具やトイレットペーパーの置き場がなくなってしまい、不便に。
原因
- 空間設計を見た目だけで判断してしまった
対策
- 埋め込み収納やカウンタータイプ収納を計画的に設置
- 壁厚収納や吊戸棚も有効
✅ プロの視点:トイレは“機能的な個室”と考え、収納計画も必須です。
後悔4:コンセントの位置を考慮しなかった
体験談
便器交換後、ウォシュレットの電源コードが見える位置にあり、見栄えが悪くなった。差込口が掃除の邪魔にも。
原因
- 便器配置とコンセントの位置が合っていなかった
対策
- コンセントの位置と便器のレイアウトをセットで検討
- コンセントは腰高・床上20cm〜30cm程度が理想
✅ プロの視点:トイレ空間は小さい分、細かい設計ミスが目立ちます。
後悔5:節水型にしたが流れが悪くストレス
体験談
節水型トイレを選んだが、水量が少なすぎて一度で流れないことが多く、結局二度流しになり節水になっていない。
原因
- 排水方式や水圧との相性を確認しなかった
対策
- 排水方式(床排水・壁排水)と水圧に合う便器を選ぶ
- 必ず現場確認+業者の説明を受ける
✅ プロの視点:節水タイプは設置条件次第。機種ごとの流し方の癖も要確認。
後悔しないトイレリフォームのためのチェックリスト
✅ 家族全員が使いやすい操作性か?
✅ 内装材は耐水・防汚性を重視しているか?
✅ 掃除用具や予備品の収納スペースを確保しているか?
✅ コンセント位置と便器配置の相性を確認したか?
✅ 排水方式や水圧に適した製品を選んでいるか?
まとめ:トイレは「毎日使う空間」だからこそ慎重に!
トイレのリフォームは金額的には小規模でも、日々の快適さに直結する重要な空間です。後悔しないためには以下の点を重視しましょう:
- 機能やデザインだけでなく、生活スタイルに合った設計
- 水まわりの性質を理解した素材選び
- コンパクトな空間ほど、収納・動線・配線まで細かく計画
まずは信頼できる業者に相談し、複数の提案を比較するところから始めましょう。
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この記事が、あなたのトイレリフォームの成功と満足に役立つことを願っています。