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浴室の寒さ対策~木造住宅の場合の断熱リフォーム費用

Bathroom insulation renovation to protect against the cold
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「冬の浴室が寒くてつらい」「ヒートショックが心配」「せっかくの入浴時間がストレスに……」

こうした悩みを抱える木造住宅のご家庭は多く、近年では浴室の断熱リフォームへの関心が高まっています。特に高齢者のいる家庭では、浴室の寒さ対策=命を守る工事とも言えます。

この記事では、リフォーム業界で浴室断熱工事を多数手がけてきた筆者が、寒さの原因・断熱リフォームの方法と費用・効果的な対策事例について詳しくご紹介します。


■ 浴室が寒い原因とは?

原因詳細
断熱材が入っていない築20年以上の木造住宅では、壁・天井・床に断熱材が入っていないことが多い
窓が単板ガラス外気が入りやすく、浴室内の熱が逃げやすい
在来工法の浴室タイル仕上げの在来浴室は熱が逃げやすく、床も冷たい
換気扇の排気による冷気流入特に冬場は冷気を呼び込みやすい

■ 対策方法とリフォームの種類

方法内容効果
浴室全体の断熱リフォーム壁・床・天井に断熱材を施工保温性が高まり、ヒートショックリスク軽減
ユニットバスへの変更古い在来浴室をシステムバスへ高断熱浴槽+断熱床+断熱パネルで快適
断熱窓・内窓の設置単板ガラス→複層ガラス、樹脂サッシへ交換外気遮断+結露軽減
暖房設備の導入浴室暖房乾燥機、床暖房入浴前の暖気で急激な温度差を緩和

■ 費用の目安(木造住宅の浴室6〜8畳の場合)

リフォーム内容費用相場
浴室壁・床・天井断熱(在来浴室)約25万〜50万円
在来→ユニットバス交換(断熱仕様)約80万〜150万円
内窓設置(浴室用)約5万〜15万円
浴室暖房乾燥機の設置約10万〜20万円
床暖房(浴室用)約20万〜35万円

※解体・配管工事、電気工事が必要な場合は追加費用が発生


■ 実際の施工事例

【事例①】築30年 木造住宅(東京都)
  • 内容:在来浴室→断熱仕様ユニットバスへ交換
  • 工期:5日
  • 費用:約110万円
  • 効果:「冬場も湯冷めしにくく、浴室の湿気も減った」
【事例②】築25年 木造平屋(北海道)
  • 内容:ユニットバス+浴室暖房機+断熱内窓
  • 工期:4日
  • 費用:約145万円
  • 効果:「脱衣所と浴室の温度差が大きく減り、高齢の母も安心に」
【事例③】築20年 木造住宅(奈良県)
  • 内容:タイル浴室の床断熱+断熱材施工+浴室換気扇交換
  • 工期:2日
  • 費用:約42万円
  • 効果:「床が冷たくないだけで快適さが段違い」

■ 対策の優先順位と選び方

  1. 窓が単板なら、まず内窓設置か交換を検討
  2. タイル風呂なら、ユニットバス化が断熱効果◎
  3. 寒冷地や高齢者宅では、浴室暖房機は必須級

リフォーム予算に応じて、部分的な断熱強化から始めるのも現実的な選択です。


■ 補助金・助成制度の活用

制度名補助内容
こどもエコすまい支援事業ユニットバス設置などに最大20万円補助
先進的窓リノベ事業内窓・断熱窓工事に最大200万円まで(条件あり)
各自治体の高齢者住宅改修補助高齢者宅対象に5万〜30万円(地域差あり)

■ 一括見積もりで最適プランを探す

浴室断熱リフォームは、現状の構造と予算、希望の快適性に応じて内容が大きく異なります。

複数社の見積もり・提案を比較することで:

  • 最適な断熱工法やユニットバスが選べる
  • 補助金や保険の活用がしやすくなる
  • 相場より高額な提案を回避できる

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まとめ

浴室の寒さ対策は、単なる快適性の向上ではなく、健康と安全を守るための住宅改善です。

木造住宅はリフォームの自由度が高いため、部分断熱から全体リフォームまで柔軟な設計が可能です。寒さに悩むご家庭は、まずは一度、現地調査と見積もりからスタートしてみてはいかがでしょうか?

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