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土台の腐食・白アリ対策、補助金を使ってリフォームしよう

Corrosion prevention for foundations
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「床がふわふわしてきた」「床下に白い虫がいた」「押入れの下がカビ臭い……」

こうした症状がある木造住宅では、土台の腐食やシロアリ被害が進行している可能性があります。構造材の中でも土台は住宅の最下部に位置し、最も湿気や虫害の影響を受けやすい場所です。

この記事では、リフォーム現場で数多くの白アリ対策・土台補修を行ってきた筆者が、腐食・シロアリの症状、補修方法、費用、補助金制度の活用方法をわかりやすくご紹介します。


■ 土台腐食・白アリ被害のサインとは?

症状内容
床の沈み・たわみ床下の土台や大引が腐食して強度が低下している可能性
カビ臭・湿気床下の換気不良や調湿不足が原因で腐朽菌が発生
白い羽の虫が室内に出る羽アリ(シロアリ)が家の内部から発生している証拠
木部が空洞音・粉状に崩れるシロアリ食害による内部の空洞化

■ 腐食・白アリ被害の原因

  1. 床下の通気不足
  2. 断熱施工が不十分で結露が発生
  3. 雨漏りや配管からの水漏れ
  4. 築20年以上で防蟻処理の効果が切れている

■ 補修・防蟻リフォームの方法

方法内容効果
土台の部分交換腐食・劣化した木材を取り除き、新しい防腐材に交換強度回復・再発防止
白アリ駆除(薬剤注入)食害部分や周辺に専用薬剤を注入・散布活動中の白アリを駆除
防蟻処理(バリア工法)床下全体に防蟻剤を散布5〜10年の予防効果
床下換気・調湿対策換気扇設置、調湿材の導入湿気による腐朽を予防

■ 費用の目安(30坪住宅)

工事内容費用相場
土台の部分交換(1〜2カ所)約8万〜20万円
白アリ駆除(薬剤処理)約10万〜20万円
床下全体の防蟻処理約15万〜30万円
床下換気扇の設置約10万〜25万円
調湿材の敷設約10万〜20万円

■ 実際の施工事例

【事例①】築35年 木造住宅(千葉県)
  • 症状:床の沈み+羽アリ発見
  • 内容:土台部分交換、防蟻処理、調湿材敷設
  • 費用:約52万円(うち補助金10万円)
  • 工期:5日
【事例②】築28年 木造平屋(大阪府)
  • 症状:白アリが複数発見、洗面所床がふかふか
  • 内容:土台+大引交換、白アリ駆除、換気扇新設
  • 費用:約76万円(補助金申請中)
  • 工期:7日

■ 補助金制度を活用しよう

補助制度内容
長寿命化リフォーム補助金(国交省)耐震・防蟻・断熱一体型改修で最大100万円
各自治体の木造住宅改修助成土台補修・防蟻が対象(上限10万〜30万円)
高齢者住宅改修助成要支援者宅の安全対策に5〜20万円

※条件・対象工事は自治体により異なります。事前相談が必要です。


■ 注意点と業者選びのコツ

  • 防蟻処理は10年保証があるか確認
  • 既存構造への影響があるため、施工実績豊富な業者を選ぶ
  • 見積もり時は「写真付き点検報告書」をもらうと安心
  • 「今すぐ工事しないと危険!」と煽る業者には注意

■ 一括見積もりで安心・お得に施工

  • 土台・白アリ対策を得意とする複数業者から比較可能
  • 現地調査・見積もり無料の会社も多数
  • 補助金に詳しい施工業者を見つけやすい

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まとめ

土台の腐食やシロアリ被害は、放置すれば住宅の寿命を大きく縮める重大なリスクです。早期発見と対処が、家と家族の安心を守るカギとなります。

まずは無料点検と見積もりを受けて、必要な工事を見極めましょう。

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