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雨漏りした屋根を修理する前に知るべき流れと価格相場

Repairing a leaky roof
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「天井からポタポタ音がする」「壁紙にシミが…」

このような雨漏りの症状に気づいたとき、多くの方が不安になります。しかし、慌てて業者に依頼してしまうと、適正価格より高額な工事になるリスクや、必要以上の施工を勧められるケースも。

この記事では、リフォーム現場で雨漏り修理を多数経験してきた筆者が、雨漏り修理の正しい流れ、診断方法、補修内容ごとの価格相場、注意点を丁寧に解説します。


■ 雨漏りの原因はどこにある?

木造住宅の雨漏りの原因には、以下のようなパターンがあります。

  1. 屋根材の劣化・破損
    • 瓦やスレートが割れている、ズレている、釘が抜けている
  2. 棟板金の浮き・剥がれ
    • 強風や経年劣化によって固定力が弱まり、隙間から浸水
  3. 雨樋の詰まり・破損
    • オーバーフローによって壁を伝って水が侵入
  4. 屋根下地の劣化
    • ルーフィング(防水シート)が寿命を迎え、防水機能が失われている
  5. ベランダ・外壁との接合部
    • シーリング材の劣化により隙間が発生し、雨水が侵入

筆者の経験では、屋根の問題と外壁接合部の複合要因で雨漏りしているケースも多く見られました。


■ 雨漏り修理の流れ(トラブルを避けるポイント)

  1. 現地調査の依頼(無料対応の業者も多い)
    • 目視や散水試験、サーモグラフィー診断で原因を特定
    • 単なる応急処置ではなく、根本的な原因を突き止めることが重要
  2. 見積書の確認・相見積もり
    • 見積もりには「工事範囲」「使用部材」「保証期間」などの明記があるかチェック
  3. 契約・施工開始
    • 天候を考慮した工事日程の調整が必要
    • 工事中に追加補修が必要になることもある
  4. 工事完了・アフターサービス確認
    • 写真付きの工事報告書の提出を求めるのがおすすめ
    • 保証期間と対応範囲を必ず確認

■ 雨漏り修理の価格相場

修理内容費用相場
屋根材の差し替え(瓦・スレート)約1万〜5万円(1〜3枚程度)
棟板金交換約5万〜15万円
コーキング補修約1万〜5万円
ルーフィングの部分張替え約5万〜20万円
屋根全体のカバー工法約80万〜150万円
屋根の葺き替え約120万〜200万円

※足場代(約15万〜25万円)が別途かかることが多い


■ 実際の施工事例

【事例①】築30年 木造住宅(埼玉県)
  • 症状:天井にシミ、雨の日にポタポタ音
  • 原因:棟板金の浮き+スレート割れ
  • 工事内容:棟板金交換+部分補修+コーキング
  • 費用:約18万円
  • 工期:2日
【事例②】築28年 戸建て(兵庫県)
  • 症状:壁紙の浮き、雨天時に漏水
  • 原因:防水シートの劣化+コーキング切れ
  • 工事内容:ルーフィング張替え(部分)+外壁接合部コーキング
  • 費用:約28万円
  • 工期:3日
【事例③】築35年 木造住宅(東京都)
  • 症状:雨が室内に侵入、長年放置していた
  • 原因:屋根材・下地ともに劣化
  • 工事内容:屋根の葺き替え+断熱材施工
  • 費用:約165万円
  • 工期:10日

■ 修理前に知っておきたい注意点

  • 応急処置だけでは再発する恐れあり
  • 「今すぐやらないと危険です!」と煽る業者には注意
  • 雨漏りの原因は一つとは限らないため、全体の診断が重要
  • 火災保険が適用できるケースもある(風災・雪害など)

筆者の経験でも、火災保険を活用して自己負担を大幅に抑えられたお客様も多数いらっしゃいました。


■ 一括見積もりサービスを使うメリット

  • 地元の信頼できる複数の業者を比較できる
  • 雨漏り診断・補修実績のある専門業者に絞って依頼可能
  • 緊急対応可能な業者も見つかる

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まとめ

雨漏りは、早期に対応することで費用と被害を最小限に抑えることができる問題です。

特に木造住宅では、構造材が水に弱いため、放置すればするほど腐食やカビ・断熱性能の低下といった二次被害に発展します。

慌てず、正しい手順で信頼できる業者を見つけ、適正な価格で適切な修理を行いましょう。

まずは一括見積もりで相場感を把握することからスタートしてみてください。

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