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内窓(二重窓)設置で断熱・防音、工事価格と効果は?

The effect and cost of installing interior windows
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寒さや騒音に悩まされる木造住宅では、窓のリフォームが住環境の改善に直結します。特に「内窓(二重窓)」の設置は、断熱・防音の両面で高い効果を持ちながら、比較的短期間・低コストで施工できるリフォームとして注目されています。

この記事では、戸建て住宅専門リフォーム会社に長年勤務をしていた筆者の経験をもとに、内窓設置の効果、費用相場、施工事例、注意点をわかりやすく解説します。


■ 内窓(二重窓)とは?

既存の窓の内側にもう一枚、専用のサッシとガラスで構成された窓を取り付ける工法です。

  • 外窓+内窓=二重構造になり、空気層が断熱・防音に効果を発揮します。
  • 一般的には樹脂製の内窓が主流で、気密性・耐久性に優れています。

■ 内窓設置のメリット

1. 断熱性の向上

冬の寒さ、夏の暑さの大部分は「窓」から出入りしています。内窓を設置することで、

  • 暖房効率が上がり、光熱費削減
  • 夏場も外気の熱が伝わりにくく、冷房効率向上

筆者の担当したお客様の中には、「内窓を設置しただけで冬の結露がほぼなくなった」という声もありました。

2. 防音効果

音の侵入・漏れも窓が主な原因。内窓の設置により、

  • 外の車の音、電車の音などの遮音
  • 室内の音漏れ(ピアノ・子供の声)を軽減

とくに二重ガラス+厚めの樹脂サッシの組み合わせは、防音効果が高いです。

3. 防犯性の向上

内窓があることで窓ガラスを割って侵入するまでの時間が延び、抑止力になります。

4. 結露対策

サッシの内側に空気層ができることで、室内と外気の温度差が緩和され、ガラスの結露発生を大きく軽減できます。


■ 内窓設置の費用相場

窓サイズやガラスの種類、サッシの材質により費用は異なりますが、以下が一般的な相場です。

窓のサイズ標準的な費用(税込)
小窓(〜W600×H900)約3万〜4.5万円
腰窓(〜W1700×H1100)約5万〜7万円
掃き出し窓(〜W1700×H2000)約7万〜12万円

※複層ガラス(Low-Eガラス)など高性能なガラスを選ぶと費用は上がります。

【工事費込みの一例(4窓の場合)】
  • 合計:約25万〜35万円
  • 工期:1日〜2日

■ 補助金制度の活用

近年、環境省や自治体が省エネリフォームを推進しており、

  • 住宅省エネキャンペーン
  • こどもエコすまい支援事業
    などで、1窓あたり数千円〜数万円の補助が受けられるケースもあります。

筆者が担当した現場でも、「補助金を使って家中すべての窓を二重窓にできた」という方がいました。制度の活用でコストを大幅に抑えることが可能です。


■ 内窓の施工事例

【事例①】築25年木造住宅(東京都・戸建て)
  • 悩み:冬の寒さと結露
  • 内容:腰窓3カ所+掃き出し窓2カ所に内窓設置
  • 費用:約31万円(補助金利用後:実質23万円)
  • 効果:冬の結露ゼロ、暖房の効きが格段に改善
【事例②】築15年木造住宅(埼玉県・戸建て)
  • 悩み:外からの車の音、犬の鳴き声
  • 内容:寝室とリビングの窓に防音重視で内窓設置
  • 費用:約28万円
  • 効果:夜間の騒音がほとんど気にならなくなったと好評
【事例③】築40年木造アパート(大阪府)
  • 悩み:断熱と防犯対策
  • 内容:全窓を内窓化、Low-Eガラス採用
  • 費用:約45万円(補助金活用で実質32万円)
  • 効果:冬の光熱費が2割減、安心感アップ

■ 内窓設置の注意点

  1. 窓枠に十分なスペースが必要
     内窓のサッシを設置するため、奥行きが70mm以上必要な場合が多いです。
  2. 窓の開閉の手間が増える
     窓が二重になるため、開閉が一手間増えます。
  3. 遮光・通風に影響する可能性
     複層ガラスはやや暗く感じることがあり、夏場の通風性にも影響する場合があります。
  4. 補助金申請は事前手続きが必要
     施工後では申請不可のケースもあるため、必ず事前に確認が必要です。

■ 業者選びのポイント

  • 内窓施工の実績が豊富な会社を選ぶ
  • 現地調査でサイズを正確に測ることが重要
  • ガラスの種類・フレームの色など提案力も重視
  • 保証内容(製品・施工)も事前にチェック

筆者の経験上、断熱・防音効果の満足度が高い現場は「事前提案がしっかりされていた業者」に依頼している傾向があります。


■ 一括見積もりサービスの活用

窓リフォームは、業者や製品により価格差・性能差が大きいため、
複数の提案を比較することが重要です。

そこで便利なのが、リフォーム一括見積もりサイト。

  • 無料で複数社から見積もりを取得
  • 自宅に合った提案を比較できる
  • 強引な営業を避けられる仕組みも

筆者が関わった案件でも、一括見積もりから依頼したお客様は「思っていたより安く、施工も丁寧だった」と満足されていました。


まとめ

内窓(二重窓)の設置は、快適な住環境づくりに直結するコスパの良いリフォームです。断熱性・防音性・結露対策・防犯性といった効果が一度に得られ、なおかつ短工期・低リスク。

今なら補助金の活用も可能なので、「冬が寒い」「結露が気になる」「音がうるさい」といった悩みがある方には特におすすめです。

まずは、信頼できる業者を見つけて、見積もり・現地調査を依頼してみましょう。

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