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浴室のすのこ床リフォーム、DIYとプロ費用の目安

Bathroom floor renovation: DIY and professional costs
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木造住宅のリフォームにおいて、「浴室の床」が注目されることが増えてきました。特に高齢化社会の進行に伴い、滑りにくさ・水はけの良さ・メンテナンス性が求められる中、「すのこ床」はその需要が高まっています。

この記事では、元リフォーム業者としての経験をもとに、「浴室のすのこ床リフォーム」に関する基礎知識、DIYとプロ施工の違い、費用の目安、実例、注意点などを詳しくご紹介します。


■ すのこ床とは?浴室に取り入れる理由

すのこ床とは、木材や樹脂などを格子状に組んだ床材のことです。昔ながらの銭湯や旅館で使われていたものを、現代の住宅に取り入れる形で人気が再燃しています。

主なメリット:

  • 水はけがよく乾燥しやすい
  • 滑りにくく安全性が高い
  • 足裏が冷たくなりにくく、快適性向上
  • 施工が比較的簡単(DIY向き)

主なデメリット:

  • カビ・ぬめりの発生リスク(特に木製)
  • 定期的な清掃が必要
  • 安価なすのこは反りや割れが出やすい

木造住宅においては、床下の湿気対策としても有効です。


■ DIYでのすのこ床リフォーム

DIYが得意な方にとって、浴室のすのこ床は比較的ハードルの低いリフォームです。

【材料の選び方】
  • ヒノキ・スギなどの天然木材:香りや質感に優れ、防虫効果もある
  • 人工木材(樹脂すのこ):耐水性・防カビ性に優れ、メンテナンスも楽
【DIYの工程】
  1. サイズ計測:浴室の床寸法を正確に測定
  2. 材料カット:丸ノコやノコギリで加工(ホームセンターで依頼も可能)
  3. 組み立て:ビスやボンドで格子状に組む
  4. 設置:床に滑り止めを敷き、すのこを置く
  5. メンテナンス:定期的にすのこを外して掃除・乾燥
【DIY費用の目安】
  • 木製すのこ(6,000〜15,000円)
  • 樹脂製すのこ(10,000〜20,000円)
  • 工具・滑り止め材・防カビ剤等を含めて、合計約1〜3万円程度

■ プロによるすのこ床施工とカスタム事例

プロ施工の利点は、見た目の美しさ・耐久性・床全体との一体感です。特に高齢者向けのバリアフリー仕様にしたい場合や、浴室床下の劣化・水漏れがある場合には、プロに依頼するのが安全です。

【主な施工パターン】
  1. 既存床の上に置くだけ施工(置き床タイプ)
  2. 浴室床と一体成型のカスタムすのこ(造作工事)
  3. 介護・バリアフリー仕様のすのこ床(段差調整付き)
【プロ施工費用の目安】
工事内容価格相場
樹脂製すのこ床設置(置くだけ)約3〜5万円
木製造作すのこ(オーダーメイド)約7〜15万円
床補修・防水工事込みの施工約15〜30万円

■ 施工事例紹介(実際の現場から)

【事例①】築35年 木造住宅(神奈川県)
  • 問題:タイル床が冷たく、滑って危険との相談
  • 対応:浴室全体を乾式に変更し、檜製すのこを設置
  • 費用:約12万円
  • 工期:2日
  • コメント:温かみのある浴室に生まれ変わり、入浴が快適に
【事例②】築20年 バリアフリー改修(大阪府)
  • 問題:高齢の母親が滑って転倒した経験あり
  • 対応:浴室段差を解消し、樹脂製の滑り止めすのこを施工
  • 費用:約18万円(手すり・段差調整含む)
  • 工期:3日
  • コメント:家族全員が安心して使える浴室になった
【事例③】中古住宅購入後の改修(千葉県)
  • 問題:浴室の床が古く、カビや臭いが気になる
  • 対応:床の防水処理+すのこ設置+換気ファン増設
  • 費用:約28万円
  • 工期:4日
  • コメント:見た目も清潔感があり、臭いも軽減された

■ 注意点と長持ちのコツ

  • 換気・乾燥を徹底する:すのこは湿気に弱いため、使用後の乾燥は必須
  • 定期的に持ち上げて掃除:カビ・ぬめりの防止に
  • 天然木は半年〜1年に1度の防腐剤塗布がおすすめ
  • 樹脂タイプは耐久性が高くメンテが楽

■ 一括見積もりで賢く比較する

DIYで済ませたい場合でも、プロに依頼すべきか迷うこともあります。そこでおすすめなのが、一括見積もりサービスの活用です。

  • 費用の目安が掴める
  • 複数の業者から比較可能
  • カビ対策やバリアフリー対応など要望に合った提案を受けられる

筆者が実際に現場でお客様に紹介していた際にも、
**「相見積もりして比較できたのが安心だった」**という声が多数ありました。


まとめ

浴室のすのこ床は、快適性・安全性・デザイン性のすべてを兼ね備えたリフォームアイテムです。DIYでも実現可能ですが、長く快適に使うためには、下地や湿気対策など、専門的な知識と技術が必要になる場面もあります。

「我が家にはどのタイプのすのこ床が合っているのか?」を判断するには、やはり現場を見てもらうことが一番の近道です。

まずは無料で使える一括見積もりサービスを使って、複数業者の意見を聞いてみましょう。

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あなたの木造住宅をより安全で快適にするための第一歩として、ぜひ今回の情報をお役立てください。