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小屋裏断熱リフォームで夏暑さを軽減、費用と効果は?

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「2階やロフトが夏になるとサウナのように暑い」「冷房が効かない」……。

このような悩みを持つ木造住宅のご家庭には、小屋裏(こやうら)断熱リフォームが非常に有効です。屋根裏に直接断熱材を施工することで、夏場の室温上昇を抑え、冷房効率を大幅に改善することができます。

この記事では、小屋裏断熱施工の実績が豊富な筆者が、リフォームの方法、費用、効果、施工事例、注意点を専門家の視点で詳しく解説します。


■ 小屋裏断熱とは?

小屋裏とは、屋根と2階天井の間にある空間(天井裏)を指し、屋根からの輻射熱が集中しやすい場所です。

ここに断熱材を施工することで、以下のような効果が期待されます:

  • 夏の2階の温度上昇を抑える
  • エアコンの効きが良くなり、省エネに
  • 冬の暖房効率もアップ(屋根からの放熱を防ぐ)

■ 主な断熱工法と材料

工法特徴適したケース
吹き込み断熱グラスウール・セルロースファイバーなどを天井裏に吹き込む既存天井を壊さず施工可能
吹き付け断熱発泡ウレタンなどを屋根裏に直接吹き付ける高気密・高断熱、遮音性にも優れる
断熱ボード貼り断熱ボードを屋根裏面に施工短工期・既存屋根との相性が良い

■ 小屋裏断熱の費用目安(30坪程度)

工事内容費用相場
吹き込み断熱(セルロースファイバー)約25万〜40万円
吹き付け断熱(発泡ウレタン)約35万〜60万円
断熱ボード貼り施工約30万〜50万円
点検口設置(断熱材施工用)約2万〜5万円

■ 断熱効果と電気代の変化(目安)

  • 夏の室温が2〜4℃低下(2階・ロフト)
  • エアコンの設定温度が上がり年間1〜3万円の節電効果
  • 冬の暖房効率も5〜10%向上

実際のお客様からは「2階に上がったときのモワッとした暑さがなくなった」「エアコン1台で家全体が涼しくなった」といった声を多数いただいています。


■ 実際の施工事例

【事例①】築25年 木造2階建て(神奈川県)
  • 工法:発泡ウレタン吹き付け
  • 費用:約45万円
  • 効果:「2階のエアコンの効きが劇的に改善」
【事例②】築28年 平屋住宅(大阪府)
  • 工法:セルロースファイバー吹き込み
  • 費用:約32万円
  • 効果:「冷暖房費が月々1,500円以上安くなった」

■ 注意点とおすすめの施工時期

  • 施工中は屋根裏に立ち入るため、**夏前〜秋口(5〜10月)**がベスト
  • 古い住宅では天井裏に点検口がない場合が多い → 増設が必要
  • 防湿シートや気密処理を省略すると結露リスクがあるため要注意
  • 施工業者の「断熱材選定力」「気密施工の実績」が重要

■ 補助金制度の利用も視野に

制度名内容
断熱リフォーム支援補助金屋根・天井断熱で最大20万円(条件あり)
各自治体の省エネ改修補助金5万〜30万円支給(自治体により異なる)

まとめ

小屋裏断熱は、夏の暑さ・冬の寒さ・冷暖房費の高さに悩む木造住宅にとって非常に効果的なリフォームです。

施工方法や費用はさまざまですが、断熱効果・気密性・補助金対象などを総合的に考慮し、信頼できる業者と相談しながら進めることが大切です。

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